税・財政ゼミナール

税・財政ゼミナール

開講の趣旨

谷山治雄は税理士事務所創業当時より税と向き合い、納税者の税金を単に計算して税務署へ申告書を提出するだけの税理士事務所では、真に納税者の権利を守ることが出来ない。本来の納税者の立場に立った税の制度とはどうあるべきなのかを考えてきました。財政学者でもあり様々な書籍や雑誌などの執筆活動・講演会で持論を展開してきた谷山治雄の著作を通じ、税や財政について一緒に学んでいきたいと思います。
ゼミナールには静岡大学名誉教授 安藤実先生、元静岡大学教授・税理士 湖東京至先生をオブザーバー講師としてお迎えします。

次回のゼミナールは、下記のとおり開講いたします。

テーマ 『年収の壁?あるべき社会保障制度』
所得税における「103万円の壁」問題より深刻な社会保険における「106・130万円の壁」が話題になっています。
年金を物価や賃金の伸びより低く抑える「マクロ経済スライド」による年金の実質切下げ、高齢者の医療費窓口負担割合の引上げ、訪問介護の基本報酬の削減など、社会保障に係る費用を抑える政策がばかりが目立ちます。その一方で、年金積立金は、約290兆円、給付の約5年分にもなっています。また、保険料は、所得税のような累進性を持たず一定の料率となっており、さらに保険料をかけられる収入に上限が設けられています。政府は「100年安心」と言いますが、社会保障に関する不安は増すばかりです。
憲法が保障する「すべての国民に健康で文化的な最低限度の生活を送る権利」を守るため、今後の社会保障制度はどうあるべきか、皆さんとともに考えてみたいと思います。
日時 2025年6月10日(火) 14:00〜17:00
(コロナ等の状況により変更となる場合がございます)
会場 東京都新宿区四谷三栄町4番10号 税研ビル1階
参加費 無料
応募方法 5月26日(月)までに下記の連絡先へお電話をください
氏名・連絡先を担当者へお伝えください
03-3359-4731
担当 荒川

活動報告

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