税・財政ゼミナール

税・財政ゼミナール

開講の趣旨

谷山治雄は税理士事務所創業当時より税と向き合い、納税者の税金を単に計算して税務署へ申告書を提出するだけの税理士事務所では、真に納税者の権利を守ることが出来ない。本来の納税者の立場に立った税の制度とはどうあるべきなのかを考えてきました。財政学者でもあり様々な書籍や雑誌などの執筆活動・講演会で持論を展開してきた谷山治雄の著作を通じ、税や財政について一緒に学んでいきたいと思います。
ゼミナールには静岡大学名誉教授 安藤実先生、元静岡大学教授・税理士 湖東京至先生をオブザーバー講師としてお迎えします。

次回のゼミナールは、下記のとおり開講いたします。

テーマ 『消費税とは何か‐その本質に迫る』
1989年4月バブルの絶頂期に導入された消費税。税率は導入当時の3%から10%にまで引き上げられました。逆進性や「転嫁」、景気への悪影響などの問題は残されたままです。
消費税導入の大きな理由としてあげられていた「直間比率の見直し」。当初の予定通り、法人税は引下げが続きましたが、今や世界的な法人税の引下げ競争もグローバルミニマム課税の導入などにより終わりを迎えつつあります。
この消費税、欧州などでは「付加価値税」と呼ばれています。日本の税制において「付加価値」と言えば、外形標準課税における「付加価値割」です。ともに、「付加価値」を課税標準とはしていますが、一方は間接税、もう一方は直接税です。もし「消費税」が直接税なのであれば、消費税の問題点の多くは「解消」されてしまうかもしれません。
学問的には、「多段階非累積型一般消費税」と呼ばれるこの税金。今一度、原点に立ち戻って検証してみたいと思います。
日時 2024年11月12日(火) 14:00〜17:00
(コロナ等の状況により変更となる場合がございます)
会場 東京都新宿区四谷三栄町4番10号 税研ビル1階
参加費 無料
応募方法 11月1日(金)までに下記の連絡先へお電話をください
氏名・連絡先を担当者へお伝えください
03-3359-4731
担当 荒川

活動報告

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